庭木剪定・DIYと事故

 

あまりこのくくりで話す方はいないようだ。

遭遇した人にとっては思い出すのも嫌だろう。自分もそうだし。

 

 立木関係と事故

 何かの統計にあるそうだが、林業での死傷事故が際立って多いそうだ。

 林業というとプロの仕事になるのだろうけどアマチュアの類似作業での事故もとても多い。

・知人Aさんが子供のころ、祖母が長い寝たきり状態のあと亡くなったとのこと。母(知人の親)はその世話で長いこと長距離介護に明け暮れ大変だったらしいが祖母の寝たきりの原因は最近になるまで知らなかったそうだ。

なんと庭のビワの実を採ろうと脚立だか、はしごだかに登って転落したのが原因とのこと。

・数か月前のはなし。ご近所Bさんは庭にある柿の枝の剪定でわずか数メートルの高さではあるが手にした枝が折れて落下。

傷は浅くなく、ただしそばに奥さんがいたので直ちに奥さんの運転する車で病院に行き,縫ったとのこと。深刻な表情で話すのを聞いた。

・年末、つい数日前のCさんの話。この方100名山を目指しているが中高年と反射神経の話になった。

そして彼のハッピーなリタイア友人夫妻が優雅なヨーロッパ車旅行に出かけた後、自宅で剪定を行っていた夫が脚立から落ち、二度と旅行に出かけられない体になってしまったそうだ。天国から地獄ではないか。

 素人園芸の類でいかに事故が多いか。

 

・恥ずかしながら私も転落経験を持つ。これでもかって山は少々やり、谷川岳マチガ沢、前穂高北尾根、明神岳主峰東稜、槍ヶ岳北鎌尾根程度は登っている。

たかがはしごで転落するなんてよっぽど鈍いんじゃないの?と思っていた。

それが思わぬ事故。どうしてだろうと考え、当たり前のことが分かった。

登山の場合は登ることに専念すればいい。3点確保で登るから一カ所ずり落ちてもさほどのことはない。

 ところが庭木の剪定は登ることは手段、登ってその段階で作業をする。つまりはしごの上で両手を離し、のこぎり其の他を使って作業に入る。

はしごの上で仁王立ち状態になるわけだ。そして木にもよるが枝の重量が自分に襲いかかり、バランスは非常に取りにくくなる。

 高さは低くても(せいぜい7~8m)難易度は初歩ロッククライミングを超える。

 庭木のDIY剪定は御止めになった方がいいと思う。

 

 といっても簡単な小木剪定で1本3000円、立木伐採になると1万円以上!

毎年の経費の支出はつらいところだろう。特に退職年金世代には。

で、高齢であるにもかかわらずついつい、ちょっとだけよと手をだし、半身不随になる例が少なくないのだ。

どうも都会居住者あこがれの立木は危険なアヘンに見えてくる。

 

自分の現在は?

止めてません。時折、2連梯子を使って危険な作業を行っています。

ただし、それなりの工夫はしています。

 ①はしご先端に木を挟めるよう鉄アングルを2本ボルト止めしています。

 ②登ったら、最初にはしごと木をロープで固定します。最低限はしごにしがみつけば転落しないようにします。

 ③自身には登山道具を使います(断捨離しないでよかった)。

  ヘルメット

  安全ベルト

  カラビナ+ロープ(はしごと連結)

 

2015.12.30記

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当園の概要

 

完全オフグリッドです。

 土地:1千数百㎡、一辺は舗装公道に面する南向き方形平坦地。病院、ホームセンタ、コンビニが其々複数あるもなぜか都市計画区域外。2002年取得

 山小屋:柱を4本建て、それに斜めに屋根をかける竪穴式住居構造。白川郷の合掌造りに似ているところもある。床は土間。 

 

電気:独立型太陽光発電 第1装置 24V1KW発電,

第2装置 12V約200W発電

それぞれ1500Wインバーターを介してサイン波AC100Vで使用。他にバッテリなしのシステムがいくつかあり。

 

水: 雨水利用:3カ所の屋根(PV架台を含む)で集水して1トンくらい貯水:下屋屋根などを活用すれば増量は容易だが使いきれないので計画なし。

飲料水:〇〇の駅で150m深井戸の検査済み水をもらえる。

 

汚水処理:新見式準拠

 

改良及び近い将来の計画

①止水(雨水)対象の簡易緩速濾過装置(今後)

②山小屋の改良

・二重屋根化(終了)

・土間床を防湿コンクリート部分と伝統的三和土部分にすること(終了)

・外壁に沿って犬走敷設(終了)

・ポリカ平板で大型ひさし(終了)

・無線ANT用パイプ設置(終了)

③小屋内土間に蓄熱のための大きなコンクリート桝+FRPバスタブを設置(終了)。これを活用する具体的方策(今後)

④厳冬期無暖房自己体温のみで過ごせること及び建物が崩壊してもその部分は現状維持が可能な小屋内シェルタールームの建設(終了)。ふだんはゼオライト、粒状活性炭の少量備蓄庫として使用。換気はDCファンと塩ビ管によっている。

⑤入口ドアの断熱・防音・採光化(終了)

⑥入口両脇に収納庫設置(終了。片側はバッテリーバンク庫)

太陽熱利用のエアヒーター(装置は数個完成)。その運用等(今後)

 ⑧ 無線通信(モービル)

430・144MHZ FM50W出力(終了)

余剰雨水を活用して平城宮跡東院庭園にある洲浜の池をイメージする小さな浅い水辺を作りたい(規模は畳1~2枚程度)。

 

 

 

 

1kw独立型太陽光発電
1kw独立型太陽光発電
初めての雨水利用
初めての雨水利用
こちらは絶版です。
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