そうだ奈良にも行こう① 鈴懸の径
何年か前から京都へ行くときは奈良へも寄ることにしている。
こ1時間かかるが、お隣で歴史のつながりがあるのはもちろんだが、何より持っている雰囲気の違いに惹かれるものがある。
2年前にも寄った。
その時は西大寺、秋篠寺(これらは初めて)、そして中学校以来2度目となる法隆寺だった。
そして日没ぎりぎりに法隆寺そばの藤の木古墳にも立ち寄れた。
今回も少数だが良さを満喫できた。
ついでなので2年前になるが藤の木古墳の写真を
今回(2016年11月)、まずは新薬師寺に向かう
大した距離ではないが奈良駅からバスに乗る。
降りて少し歩くが道路の並木がきれい。何の木だろう。
後で調べてわかった。立教大学にあって有名な鈴懸の径の木
西洋名プラタナスだ。
これほどきれいだったとは。
いい本*があったので読むとかっては街路樹として多かったが今は減っているとのこと。
理由は大きくなるので(電線に触れるなど)、年2~1度の剪定が必要になるがその費用が高額になる,毎年深い剪定をするとその切り口がこぶ状になって美しいとは言えない
といったこと。
なんだか似たような悩みだ。
そういえばこの日もきれいな葉がついているのに業者が片っ端から切り刻んでいた。
読んだ本には霞が関官庁街の並木道にあるプラタナスが紹介されていた。
これ、たしか外務省だぜ。毎日この前を歩いていたが、当時木の種類など全く関心がなく木と言えば桜と松しかわからなかった。
*渡辺一夫 「街路樹を愉しむ15の謎」 良著です。
2017.2.3記