36℃の炎天下作業 ②
こう熱いともはや「災害」というらしい。
炎天下で行動して熱中症になったり、クーラーをかけないで死亡するおばあさんに対して過ちを責めるかのような報道が目立つ。
私などクーラーなしに土木建設作業をしているものは「非国民」か。
だけどね、ついこの間東日本震災の時は
エレベーターは何台か間引き
廊下、執務室の蛍光灯は何割かは引き抜き
WCの便座暖房など非国民視したのに
今やクーラーを使え、使えとうるさいほど。
石油、ウランをせっせと燃やして電力会社はフル稼働。そしてホクホク。
CO2削減、脱化石燃料ブームは何処にいったのだろう。
ジャパネットタカタもヤマダ電機もいま、クーラーを頼んでも取り付けは8月末とのこと。
かっては、電力使用率を画面に出すのが流行っていたが、今や後影もない。
今年の1月は寒く電力の使用率は95%を超えたと思うが。
この先電気自動車とクーラーが増えたら火力発電、原子力発電を増やさないとやっていけないのでは?
7月23日の作業歴を忘備録的にアップさせていただく。
暑かったけど休み休みやって随分進展できた。
1 三和土(たたき)と蓄熱用コンクリ桝の完成
一応できた。やはり土の柔らかさは魅力。
ある人が固まるまで1月かかったと言っていたがこちらもそのくらいかかった。
ニガリはひび割れ防止など、むしろ固まるのに阻害事由となるらしい。なくてもいい気がしている。どちらがいいのか経過をみないと何とも言えない。
2 コンクリート桝へのバスタブ投入 その1
洗浄できるし水でも食糧で多用途に使えるので二重になるがコンクリマスの内部にFRPのバスタブを入れる。
当初は底四隅に発泡スチロールブロックを置いて台にしようと思ったが,それっておかしい
ことに気が付いた。
地中熱を避けるのではなく、いただくのがねらい。
ならば伝導性を阻害するのは不可。
石英分が多く伝導性が高い手持ちの濾過用の硅砂を入れようと思ったが、1袋25キロで570円とお高いのでもったいない。
そこで砂にすることに。
雑菌対策のため消毒したいがこの点ではこの高温の日々が大いに役立つ。ほとんどの菌は60℃くらいで死滅する。袋に入れたまま直射させれば70℃は超えるだろう。
農家の太陽熱消毒と同趣旨となる。
数時間日光にさらしたがまだ乾燥には至らなかったのでバスタブ投入は延期。底に消石灰を撒いた。
3 フェンス更新作業の続き
今日は2か所で中間に置くブロック沓石へ固定用金属を入れてコンクリート充填。
4 右側二重屋根犬走の製作
まだ途中。今日は上げ底に使う土+消石灰を入れて保持するコンクリ枠の製作
なお、犬走手前にもミニ水路を作っている。地表水を流すため。
5 雨どいの水を受けるバケツ台の製作
水平に置くため、溜めますのふたを活用。このふた、何かと役に立つ。狭い細い部分の土固めには最高だ。
6 急きょ重量ブロック2段+ステンレスボルトで頑健束石の製作
高温でどんどん乾燥する余ったコンクリート。早く活用方法を決めないと。
ステンの全ねじ28㎝を用意しておいてよかった。これを使ってとっさの束石づくり。
結構数が増えてきた。独立基礎として使って建造物づくりもやりやすくなる。家はもう作らないが、下屋的なものはいくらでも考えられる。
今日(7.23)は随分進展できた。
もう一つとっさに考案製作した即席気化熱水冷クーラーがあったが紙面が長くなるのでこれは次回に。
お子様の夏休み自由研究、マルビ小屋暮らしの冷房に,こう期待。
今日、車の温度計は35℃だったが、庭小径地表の温度はどうかと温度計を置いたら50度を超えていた。
2018.7.24追記 このホームページ容量を超えたそうです。もう更新できません。
36℃ 猛暑の庭作業 1
適切なクーラーの使用を!
こまめに水分補給を!
不要な外出は避けましょう!
マスコミは繰り返し国民への指導をしている。
そんなことを言ったって、屋根・防水工事職人は終日50度の屋根上で作業。
西日本豪雨の復旧作業の人は炎天下で泥排除作業
農家は社長だから裁量で朝4時半から8時半まで5度低い時間帯で作業できるが雇われ仕事の人間は9時~5時にならざるを得ない。
道路の除草、解体作業、機械修理等々。
雇われ仕事ではないが(かっこよく言えばオーナー土木建設作業員か)、涼しくなるのを待っていられない身としては猛暑でも少しでも作業を進展させたい。
30分の作業でも随分と効果が上がる。歯医者の週一30分治療で治療が進むように。
幸い炎天下での作業でも凌げるコツを体得できている。これについては後日述べるとして
今日7月19日の作業を紹介させていただこう。
なお、当地は平地で東京と変わらない気温。今日は34~36度になった。
1 蓄熱用コンクリート槽の内部防水モルタル塗り完成
以前、蓄熱用にバスタブを土間に埋めた。が見事に失敗。当初は好かったが豪雨時、浮力で浮き上がってしまったのだ。
敷地は道路より1m以上高いのになぜ?
信じられなかったが土の性質によるものと思う。赤土粘土層がありそこで水が溜まってしまうのだ。水は逃げ場を求めてバスタブとの間の隙間に入り込み、浮力で持ち上げることに。
合併汚水処理槽をコンクリートで固める理由が分かった。
そこでコンクリート槽を作ることに。
そしてさらに試練が。
コンクリートには防水液を混ぜたが土圧で浸潤があるのだ。池や水槽で水が外に漏れないようにするということには慣れているが、これと逆になると様相を異にするようだ。
そこでさらに内部に防水モルタルを塗ることにし、これが今日やっと終了した。
実に手間がかかることになってしまった。
2 ウッドフェンスの更新
角格子で気に入っているが木は必ず腐る。
10年たってそうなった。
3m毎に建てている柱が鉄筋コンクリートなので(独自考案)その点は楽だが木の部分が半端ない。とりあえず3mを5個分作り直さないと。
塗装あるいは防腐剤を塗っておかないと白アリ誘引剤になってしまう。
ひと頃から塗料代がやけに高くなっている。ブロック塀志向が強かったわけだ。
とりあえず横板として半貫を張っている。
それが終わったら縦板を張って格子にする。
ステンレスコースレッドはそのまま再利用できる。
あ、そうそう。先日半ブロック一個と短冊金物で作った沓石を3m毎のフェンス中だるみ防止のために中間に置いて支えることにした。
3 剪定4本
フェンス作りに邪魔になるし、というわけで剪定もついでに。
最初は梅。バッサリ高さも低くした。
これが済むと隣の木も気になる。
シラカシ、イボタノキ、夏みかんと計4本。発生した枝葉の量も半端ない。暑い夏の間に焼かねば。
次々に作業が増えてくる。
「工」過剰で「耕」に着手する暇がない。サツマイモも植え付けできなかったし。
木陰
クーラーはむろん扇風機も使えない戸外で救いとなるのが木陰。
木の葉と下の土のおかげでここだけ数度は低くなっている。見通しがきくせいか微風が通る。
避暑スポットとなっている。
何よりの贅沢。
2018.7.19記