平屋根上でサツマイモを栽培するプランの顛末
防暑方法として緑のカーテンが流行っている。当方も流行に乗ってゴーヤをやってみた。
それはそれでいいが、家自体の温度上昇を防ぐには屋根の防暑が必要だろう。
企業で屋上を実験台にしてサツマイモを栽培しているケースがある。サツマイモの旺盛な生命力、繁茂する弦と葉の活用だ。
切妻屋根の一般家屋[平屋]でできないかやってみた。
想像以上に手間がかかった。
①屋根材保護のシートを敷く
②鉢を載せるための水平鉢置き台として4mアルミ製足場台を設置する
③その足場台を屋根に載せるため三角形の足場的なものを複数個作製
④水やりのため屋根に上りやすくするための工夫が必要
などなどたくさんある。
結果は?
一応できたが、日本の最近の猛暑には負けた。
平屋根でも屋根上は地上よりずっと熱く[暑いではない]乾燥する。毎日水やりできるなら別だが、小生3日に一度しか行けない。サツマイモは地上の畑では無肥料、水やりなしでも元気だが(地中から水分を吸い上げている)、屋根の上では34度、35度の気温になると3日目には葉が萎れてくる。鉢底に水がたまる程度の工夫では対応できない。
水道にタイマーをつけて散水するしかない。
そんなことをしなければならないのでは趣旨に反する。
実験は陸屋根でいつでも屋上に出られるような構造を前提にした方がよさそうです。