4代プリウスHVの体感
一時、「ガソリンはもう上がらない。燃費より走りだ!」などと言われたが、いま140円を超えようとしている。
シェールオイルの出ない日本にあっては依然、燃費+安全性が重要マターと思う。
4代目プリウスの体感を。
外観及びカタログと実感には開きがあった。
180数センチのフラットな平面が出現する。
写真の板はサブロク板。
したがって車中泊は簡単。
3代目までの内装は庶民的一般車と言う印象だったが、4代目は若干の高級感が漂う。
なお窓右の視界とバックミラーで見る後方視界は若干広くなっているのは予想外だった。
ハンドルの素材はなんだかわからないが感じよいものに変わっている。
コップが二つ置けるのは便利。
肝心の走行感を。
1800CCが2000CCにパワーアップ、そんな感じ。
3代とまるで違う。エコドライブでもぐんぐん坂を上る。
グリップ力と言うのかしっかり道に張り付いて走行する感じが強くなっている。
衝撃の燃費
同じところを走るので3代、4代を比較できる。3代は平常時25~27キロ。条件がいい時で30キロ超え。
4代は空調を入れてもほとんど30キロを超えている。
1000CCのコンパクトカーより、軽より燃費が良いとは化け物みたいだ。
照明も1.5倍明るくなっているし、これでは総合して20~30万高くなっても文句は言えない。
3代前期、後期、4代の比較
爆発的に売れた3代前期。
しかし、ハンドルはふわふわ、ブレーキを踏むとカックン。助手席に荷物を置くとシートベルト警報が鳴るなど今から思えば不完全だった。
それが3年後の後期になって改善され、4代めでやっと完成という感じ。
EV車になれば家電と同じで誰が作っても同じという軽薄マスコミ思潮にはものの見方の底の浅さが垣間見える。
細かい技術の積み重ねで進歩していく。テスラは完成検査を通らない車だらけで一向に生産が増えないらしい。トップ経営者をスカウトすればすぐにいい車ができるわけではない。
2018.5.29記
追記
褒めてばかりも何なので短所も。
でかい。特に幅にそう感じる。
狭い路地にお家がある場合は熟考を。
デザインは好き嫌いが分かれる。あまりに批判が多いのでマイナーチェンジでかなり変える模様。今年中、早ければ6月にも、という声もある。値引きが始まっているとすれば近いのだろう。
2018.5.31記